資本主義で生きていくには資本主義のルールを知らないと話にならない。

当然だが、資本主義で生きていくには資本主義のルールを知らないと話にならない。当たり前だよね。当たり前すぎていちいち話のもあほらいいけど、如何せんこの当たり前すらわかってない奴らのなんと多いことか。

 

資本主義とてゲームだ。

 

例えばの話、野球をするなら野球のルールを知ってないと勝てない。というかプレーできない。サッカーだって同じ。将棋だってチェスだって同じことだ。

 

ルールを知った上でプレーする必要がある。でないと勝てないどころか、何をしたらいいのかどう動いたらいいのか、自分の地図やコンパスすら持っていないということになる。

 

あなたは資本主義のこの国で、その原理原則・ルールをきちんと把握しているだろうか?残念ながら日本の既存教育では、なぜかこれを教えてもらえない。国語や算数、社会や理科よりもはるかに大事な「お金のこと」をスルーして育つのだ。

 

そして、大人になってから急にこの資本主義ゲームに強制参加させられる。どう考えたって勝てっこない。幼い頃から英才教育を受けてきた諸外国にどう対抗しろというのだ。

 

日本ではお金の話はキタナイとういような風潮がある。ヤラシイ。キタナイ。でもみんなお金は欲しいしお金の話にはすごく興味をもっている。

 

むっつりスケベだ。わたしから言わせればすごく気持ち悪い。そんな奴ばっかりだ。

 

しかし、一方で資本主義のルールを(知ってか知らずか)キチンと把握し、そのルールのなかで上手く立ち回りお金を稼いでいる連中はいる。そして、そういう人ほどお金の話を当たり前のようにする。稼ぐこと=良いことだからだ。

 

そもそも、資本主義では稼いでいない奴=悪である。なぜか?

 

とくに日本など先進国では社会保障がきちんと整えられている。そしてそれは我々国民からしっかりと税金が徴収されているうえで成り立っている。

 

稼ぐ奴は必然的に税金を多く払う。そりゃあ資本主義では善だ。社会に貢献できている。一方で稼がない奴は税金すら払えない。にもかかわらず、一丁前に社会保障は手厚くうけている。これでは単なるお荷物だ。

 

もちろん、身体的な理由や絶対的な環境的な貧困からそうなる人もいる。それは仕方がない。明らかに弱者なのだから、甘んじて強者からの救済を受けるべきだろう。しかし、今の日本で絶対的な貧困はそういない。あくまで貧困とは相対的貧困である。

 

まずは稼ぎたいと素直に思うこと。

そしてその気持ちを抑えないこと。

 

次に、まずは資本主義のルールを知ること。これからプレーするゲームのルールを自分から勉強してどう戦うか考えていかなければいけない。

 

それから行動だ。行動が全てと言ってもいい。大丈夫だ。何をやっても死ぬようなことにはならない。今の日本でそこまでリスキーなことはまずない。やってダメでも何度でも再起可能だ。そこが我々に与えられたラッキーでもある。

 

まずはマルクス資本論がいい。

漫画でもなんでもいい。まずは理解すること。

 

そこから勉強し直すべし。見方が変わるから。